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バイクに乗って自然の中を走ることで幸せを充電するサラリーマンライダーのバイク生活を綴ったブログ。
案件一切なしで何の根拠もなく自分に正直に好き勝手に語るとてもアバウトなブログです。
Since 2011

ツーリングの暑熱対策(RS TAICHI LIQUID WIND)

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 昔から「夏こそバイクで旅をする季節」というのが自分の今までの思い出深いツーリングの経験から自然と大脳のどこかに刷り込まれてまして夏が近づくとこの歳になってもワクワクするのです
 しかし、最近は気候変動によって夏の気温は危険レベルに簡単に達してしまう昨今
そんな夏でもバイクを楽しみたい
ということで暑熱対策用の様々なグッズが出ている中で一体本当に使えるのはどれなのか?
試してみることに
当ブログは、案件一切なしですので忖度なしで感想を書いていきます

今回は、これ↓

RS TAICHIが販売している「LIQUID WIND」です

ギャッツビーのメントール液を専用保冷ボトルに入れて腰にぶら下げ、そのメントール液を5分間隔で体に巻き付けたホースから噴射して走行風により体にひんやり感を持続させるとするという発想です

商品は、ボトル部、メッシュジャケット(ホース付き)、リキッド、専用保冷用パックがそれぞれ別売りで売られているので今回は、保冷パックも併せてひとつづつ購入しました


購入したのは、2025年発売の新型ボトルのもので手動ポンプの旧型とは違い
自動で5分おきにポンプが作動してボトル内のメントールを体に噴射してくれます。

ポンプとバッテリー、保冷ボトルが一体となっており付属のベルトで左腰にぶら下げる仕様になっています
右腰にぶら下げたいと思ってもメッシュジャケットに配置されたホースが左腰で接続するように最初から配置されていますのでできません。
どうしても右側にぶら下げたい人は、マジックテープなどを駆使してDIYすればできるかも?
自分は、いつもクシタニのレッグバッグを左につけていましたのでレッグバッグを右腰に付け直すことにしました
クシタニのレッグバッグは左右兼用ですのでこういう時に便利ですね

ボトルの重さは、空の状態で468gでリキッドを満杯に入れた状態で1日腰にぶら下げてバイクの乗り降りや立ったりしゃがんだり写真撮影したりしていましたが「重い」とか「邪魔」ということは感じませんでした
ちょうどいいサイズ感です

ボトルの上部にボタンが付いており、このボタンを長押しするとスイッチがONになってボタンが緑色に点灯します
ONにした状態でボタンを1回押すと約1秒リキッドが噴射されます
ボタンを3回押すことでオートモードになり、5分おきに自動でリキッドが約1秒間噴射されます。
オートモードの時は、ボタンが緑色に点滅しています。
オートモードの時でもボタンを押すとリキッドが噴射されます

バッテリーは、ひっくり返して底の部分のラバーキャップを取ると、USBタイプCの端子が現れこの端子を使って充電します。容量は2000mAですが満充電で200時間駆動とのメーカーの触れ込みです
IPX4の防水ということで雨の日も使用可能です

ボトルは、ごく普通のステンレス製保冷ボトルです
自分の場合、冷凍庫でキンキンに冷やしておいたリキッド原液(冷凍庫保存でも凍りません)を半分まで入れて残り半分を氷を詰め込むというメーカーの言うことを聞かない使用法で14時間、腰にぶら下げて外にいましたが、中の氷が小さくなって残っていましたので保温性能もしっかりあるようです

メッシュジャケットは、右わき腹付近にジッパー付きメッシュポケットが付いた専用のものでリキッドを送り込むホースが留められていおり、取り外しも簡単にできますのでジャケットを洗濯するのも苦になりません

びっくりしたのは、ホースが体中に巻き付くように配置されているのではなく、体の左側面を通って首の後ろから胸元部に配置されているだけということ
「えっ!これだけ?」
胸や背中にはホースが配置されていません
こんなに短くて冷却効果はあるのか?
しかもリキッドが噴射される穴が首後ろと胸元部の2か所のみです

リキッドは、マンダムが製造した専用のもので無色透明でギャッツビーシリーズのあのメントールの香りがします。
300mlで650円くらいです
メーカー推奨の使用方法で原液をそのままボトルに入れた場合、ちょうどボトル1杯分の量です
オートモードでなら4時間くらい使用できる量になります

目次

使用感…「首の後ろのひんやり感が持続して心地いい」

最高気温35度、最低気温22度の中、バイクで愛知県から茨城県まで高速道路で移動して大洗海岸で野宿の旅をしながらずっと装着して使ってみました。

午後3時にNinja1000に跨り出発。
コースは、新東名で茨城県の大洗海岸を目指す。
出発時の名古屋の気温は33度。

名古屋では、まだ涼しい方と皆は言いますが日差しが刺すように強く降り注いでいます。
途中、薬局やホームセンターで野宿のグッズを揃えて高速に乗ったのが午後6時。

駿河湾沼津SAの公園?スペースで30分ほど横になり、気温26度の中夜通し走ります。
この時は、LIQUID WINDを装着していますが出番はありません。

そういえば、夏の夜のツーリングで嫌なのが虫の付着です。
今回もフロントカウルやヘルメットにおびただしい数の虫が付着してSAでトイレに行くたびにヘルメットを洗い、濡れタオルでカウルを拭いたのですが、以前にキーパーコーティングしたおかげで濡れタオルで軽く拭くだけできれいに取れて傷もつくことがなかったのはありがたいと思いました。

夜中のSA
これからの旅を思うと
なんかワクワクしますねー

深夜に茨城県に入りました

バイクに乗っているときはもちろん、乗り降り、トイレに入ったりしましたがLIQUID WINDを腰につけていることを忘れるほど装着に違和感はありませんでした。

午前2時に大洗海岸について砂浜にコットを敷いて波の音を聞きながら寝るのですがLIQUID WINDを取り外すのもジョイント部のボタンを押せば簡単にホースが外れるので着替えるときも面倒に感じることはありませんでした。

午前4時ころ明るくなってきたので目が覚めます。
気温23度、風もなくぐっすりと眠れました。
昨晩、コンビニで買っておいたチーズサンドと冷たい缶コーヒーで朝食。
波の音と潮の香りが最高のモーニングを演出してくれます。

午前9時過ぎに海岸を出発して在所に寄って墓参りを済ませると上信越自動車道で松本を目指し、愛知県に向けて走るのですが途中、眠気が出てきましたので上信越自動車道の横川SAの芝生スペースの木陰にコットを敷いて鳥のさえずりを聞きながら1時間寝ます。

途中渋滞があり気温34度の塩尻市内をゆるゆると走りましたがLIQUID WINDの大活躍で暑さが苦になりませんでした。

こうして愛知県-茨城県_往復1000㎞_1泊?2日弾丸野宿の旅がLIQUID WINDのお陰で暑さに負けず終わったわけです。

 まず、その装着の方法ですが今回は、肌の上にUCHIMIZUジャケットを直接着て、その上にLIQUID WINDのメッシュジャケットを着て使用してみました。UCHIMIZUジャケットは、プロテクターをフルアーマー状態で付けましたので背中、肩、ひじにプロテクターが入っています。

スタイルについては
 KOMINEの紺色メッシュパンツにUCHIMIZUジャケットが白と黒色なのでリキッドウィンドの黒色メッシュジャケットをその上に羽織っても違和感がなく、スパルタンな感じが出てかっこいいと思いました。
メーカーは、メッシュのライダージャケットなどの下に羽織ることを想定しているようですのでデザイン性は追及していないと思われますが意外とアウターとして着てもシンプルなメッシュのベストを着ている感じで違和感がないと思います。
 身長170cmの自分でサイズはMでUCHIMIZUジャケットのアウターとしても窮屈とか小さく感じることはなくジャストサイズでした。

ボトルを腰に付けた装着感は
 約半日、バイクから降りてカメラを持って歩いたりしゃがんだりして撮影していましたが、ボトル自体がリキッドを入れて500g前後ですので重量的なことで腰に負担がかかるとか「重い」と感じることはありませんでした。
 ボトル本体には直接付属のベルトを通すようになっておりますのでベルトを腰に巻いて付けるとボトルがグラグラと揺れたりすることが少なく違和感がありません。

ボトルとジャケットに配置されたホースとの脱着は、非常に簡単で接続するときは、ホースをジョイント部に差し込むだけでロックされ、外すときはジョイント部のボタンを押すことでリリースできます。トイレなどでも簡単に脱着できるので苦になりませんでした。
 


冷却に関する感想は
リキッドの噴射口が首の後ろと胸元の2か所しかないのですが「ジュル~」と出てきたリキッドが首筋から背中などに垂れていき十分にひんやり感を感じることができました。特に首の後ろ側がメントールで常にひんやりしていると酷暑でも楽になります。ひんやり感も今回は50%に水(氷)で希釈して使いましたが直接肌にリキッドが着いたところは、30分くらいは、ひんやり感が持続していました。100%で使用した時は、衣類に付着したところのひんやり感の持続力が長いようでした。
メーカーでは体にぴたっとしたクールシャツの上にリキッドウィンドのメッシュジャケットを着ることを推奨しています。クールシャツの上に着ていればリキッドがクールシャツに浸透して広範囲をひんやりとすることができるのかもしれません。

意外なのは走行していないと風が当たらないので涼しくないのでは?と思っていましたが首の後ろから背中にかけて垂れて肌に付着したメントールがスースーしていて酷暑の中でカメラを持って歩いたりしてもひんやりと気持ちいいので「暑くて、もー動けない」という気持ちにはなりませんでした。
おそらくクールシャツを中に着ていた場合は、衣類にしみ込んだメントールが浸透して行き、もう少し広範囲で涼しさを感じることができるのではと思います。

気になったところは
リキッドは、無色透明ですがメントールの香りがしますのであのスースーする香りが嫌いな人は要注意です。
また、今回は白色を基調とした衣服の上に着た訳ですがリキッドによる変な色シミが残るということはありませんでした。しかし、衣服を濡らしますので使用中は衣服が濡れシミになってしまいます。

今回の使用にあたりリキッドを一晩冷凍庫に入れて氷点下まで冷やしてボトルに入れました。また、別売りの冷却パッドも買ってボトルに入れましたが特に手動で使っているときにボタンを押してリキッドを噴射させると首の後ろと胸元に「どろーっ」とした生暖かい液体が付着する感覚がおぞましい感じがします。
この原因は、ホース内に残っていたリキッドが体温と外気で温められていて1回の噴射だけだとホース内の温かいリキッドが押し出されるだけになってしまいます。ですので冷たい噴射を望むならボタンを2回から3回押すか、オートモードで5分間隔でホース内のリキッドが温まる前に噴射させる必要があります。

噴射用のボタンは大きくてグローブをしていても押しやすいのですが、噴射とモード切替も一つのボタンで機能するので、オートモードにするためボタンを3クリックしてもタイミングが合っていないとただ噴射ばかりするだけでモードが切り替わらないということが高速道路走行中で何度もありました。
これは、慣れだと思います。
 
 あと、別売りの冷却パッドは自分のように氷で希釈して使うのであれば必要ないと思います。パッドを入れてリキッド容積を減らすよりその分氷を入れたほうが冷たさも持続しますし、短時間でボトルにリキッドを補充しなくてすみます。




総評
「LIQUID WIND」は、夏のツーリングでは、アリだと思います。
走行風がなくても首の後ろなどにひんやり感を味わえるのが理由です。
これからも使っていこうと思うほどメントールのひんやり感が気持ちいいです。

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ブログオーナー
バイクに乗って自然の中を走ることで幸せを充電するサラリーマンライダーのバイク生活を綴ったブログ。
案件一切なしでバイクにまつわる話を何の根拠もなく自分に正直に好き勝手に語るとてもアバウトなブログです。

バイク歴
Ninja1000 ZX-9RE ZX-9RC D-TRACKER KSR80 GPZ900RA7 CB1300F VF800 TLR260 ZX-4 FZR250RR DT125

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