この度、私のもとへやってきたEタマことZX-9R E型。
昨年にC型を泣く泣く手放し、胸にポッカリと穴が空いて冬を過ごしておりました。
そして、春の匂いがしてきたころ、10代からの旧知の友である卓やんから
ZX-9Rを自分に乗ってほしいとの連絡がありました。
聞けば、大病を患い体力的に無理なので乗ってほしいとのこと。
なんでも、自分と同じ昨年の夏ごろにE型を手に入れたとのことで
さすが10代から一緒に三河湖やら、くらがり渓谷の峠でバカやってすっころんだ仲です。
似たものを求めていたようですな。
そんな、卓やんが単車に乗らなくなるのは、ちとつらい。
てなことで、病院に見舞いに行くと腹にパイプが突き刺さった状態で卓やんから頼まれました。
よっし!
まかしておけ!
代わりに、このE型といろんなところを走って
魂をふきこんでやる!
と、いうことでバイクを引き取るのですが・・・
何分、卓やんが絶対安静で2時間ごとに看護師さんが見回りに来る。
二人で病院を抜け出し卓やんのガレージへ。
2時間以内に単車を受け取り卓やんは病院へ戻らなくてはならない。
二人で急いでガレージに向かいシャッターを上げると
そこに待っていたのは、きれいなKawasakiグリーンのE型。
バッテリーを車からジャンプさせエンジンを始動する
心地よい低音の集合サウンドが・・・。
卓やんからキーを力強く渡されE型を託される。
大切にするぜ!
(あっ!家族の次にですけど・・・)
心の中で叫びながらZX-9Rを走らせたのでした。
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