楽しい走りをするには、やはり足回りから・・・
ZX-9R E型のサスをメンテしました。
まずは、フロントフォークをOH
フォークトップを先に緩めてから
トップブリッジとアンダーブラケットのボルトを緩めまして
キャリパーを外して、フロントアクスルシャフトも緩めて
ハーイッ!
取り外しました!
ついでにフォークの長さを測ってみる。
アクスルシャフトの中心から
約725ミリです。
ちなみにアクスルシャフト径は、C型より太くなっておりE型とF型は同じ径です。
だけど、E型のキャリパーの取り付けピッチは、90ミリに対してF型は、62ミリ。
ディスクローターも、
E型が310ミリに対してF型は320ミリです。
ちなみにC型は、300ミリ。
以前フォークをバラすために購入したインパクトレンチとエアコンプレッサー。
これでボトムケースのボルトを
供回りさせることなく緩めることができます。
そして、フォークユニットを
エイッ!ヤッー!
ハーイッ!
こんなん出ました。
あらかじめ購入しておいた保守部品たち
前オーナーのタクやんの時にOHしたらしく
ダストシールとスライドメタルはきれいでしたので
今回は、オイルシールのみ交換しました。
そして、フォークオイル。
今回は、ヤマハの10番。
なぜって?店にこれしか無かったので・・・。
サービスデータでは、
オイル量 535±4 ml
オイル種類 G-10
油面 118±2
となっています。
535mlって。中途半端な量。
オイルは、1リットル缶を2本買わなくてはいけませんがな。
ミネラルウォーターみたいに1.5リットル缶で売ってもらえないでしょうか。
地球にも優しいし、お父さんの財布にも優しいんですよ。
♪流れはじめた澄き通る血を・・・WeekEnd!♪てか
2本あがり(^^)
ついでにフロントホイールを緑色からガンメタへ変更します。
F型のホイールでアクスルシャフトも付いていました。
上がE型で、下がF型です。
太さは、一緒ですがシャフトの長さがF型の方が若干長く
そのためカラーもE型19ミリに対し
F型が21.5ミリと長くなってます。
ホイールは、E型もF型も同じでボルトオンです。
さて、お次はリアサス。
エイッ!ヤッー!
出来上がり。
ちまちまと細かいことしないで、ここは、ドーンッとF型用のオーリンズに交換です。
純正と比べるとだいぶバネの長さが短いですな。
これもE型にボルトオンでした。
以前に考えていた
キャスター角を立ててトレールを短くする構想ですが
フォークの突き出しを多くして対応するつもりでしたが
リアを上げることを試してみました。
リアサスの取り付け部分の高さ調節のねじで
3ミリほど高くしてみました。
つまり、サスの全長が長くなった感じでしょうか。
前後サスのサグ出しをして完成です。
フロンフォークオイル交換とリアオーリンズに換装したサスペンションのインプレですが
今まで、ちょっとした段差を越えるときに
脳内で身構えていましたが
フロントフォークのダンパーがしっとりと効いていて
その直後にオーリンズのリアサスがしっとりと
ショックを吸収してしてくれて、とてもなめらかで上品な乗り心地です。
もう、身構えることがなくなりました。
ワインディングでも車重が路面にしっかりと伝わっている感じで
タイヤの接地感が十分に感じられ、とても安心してコーナーを曲がれますし
スロットルを安心して早めにあけれるようになりました。
バンクの切り返しでも接地感がずっとあるため
安心して切り返すことができます。
まだ、セッティングを煮詰めている最中ですが
「気のせい」ではなく、純正との明らかな違いにニヤリです。
以上、フロントフォークのOHとオーリンズのリアサスへの換装の結果でした。
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