今回は、ZX-9Rのタイヤを交換した感想を。
いままで履いていたのは、
ダンロップ スポーツマックス α13でした。
そして今回は、にりんかんの店員さんから同じようなレベルのものをとのアドバイスを受け
特価だったスポーツマックスの ロードスポーツにしました。
α13の前のタイプのタイヤです。
ただし、今回はサイズを190-17-50から180ー17-55にしました。
190サイズが完売というだけの理由です。
フロントは、規定通りのサイズで交換。
皮むき程度に走った一人旅の状況ですが、
いつものとおり、早朝4時に出発して国道41号を北上するのですが
岐阜県に入るのと同時にボタボタと凄い勢いで雨が降ってきまして素早くUターンして小牧インターから岡崎東インターに向かい、本宮山を目指しました。
まだだれもいない、くらがり渓谷を通過する頃、空が晴れてきまして
そこから本宮山まで昔から通り慣れた峠道を気持ちよく駆け上がる。
タイヤは、まだ腰高感がありしっくりとこない。
ただ接地感は十分に感じられます。
まだ誰もいない道の駅「つくで」で休憩しながら天気予報を検索すると岐阜、長野の内陸部は、一日雨ですが太平洋側は晴れマークになっています。
ということで、ここから国道301号で浜名湖を目指す。
リアタイヤのグリップをしっかりと感じながら緩いコーナーを抜けると浜名湖が見えてくる
20代のころFZR250RRで早朝に走り慣れた道です。
真っ青な空に強い日差しと潮の香り。
少し低い集合音を奏でて湖畔沿いを軽快に走るZX-9R。
朝の涼しい潮風を全身に受けて太平洋を目指す。
浜名湖の弁天さんで静かな潮の香りを楽しむ
先ほどまで暗い土砂降りの中を走っていたことを忘れるほどの青空
今日もこの自然の演出と9Rに感謝です。
真っ青な空と太平洋の下に白い砂浜。
そして9R。
夏ですねー。
浜松市街の国道152号線沿いのマックで朝食を取るころ強い日差しで気温が上がってくる
新品タイヤにも少しなれてきたので152号を北に上がって天竜を目指してみる
山間のクネクネ道である県道295号線を走ってタイヤの具合を感じてみる
ロードスポーツは、接地感はあるのですがフロントでクイックに曲がるというより、リアが先に寝てどっしりと曲がっていく感じです。
ですから、コーナーの途中でさらにインへ食い込んで曲がると言うことは苦手で狙ったラインをオンザレールの感覚で安定して曲がっていく感じです。
私がよく好んで通る峠の細道では、バンクして曲がっている最中で路肩に苔が生えているのがわかりインに切れ込みたいなというときにはクイックに反応させると言うのには不向きで私の走り方には合わないというのが感想です。
ただし、先の見える高速コーナーでは、とても安心してバンクすることができてバンク中もとても安定して曲がるので高速コーナーを駆け抜ける楽しさがあります。
サーキットを走るには、とても安心で楽しく走れるタイヤではないでしょうか。
E型9Rのリアホイールは、6.0ですが、そこへ180/55扁平のタイヤを履かせていることがこの特性の原因かもしれません。
もう少し前後のタイヤが削れてバランスが取れてくると自分が望む「コーナー途中の切れ込みの自由度」が高くなるのかもしれません。
そんな思いで蝉の鳴くクネクネ細道を走って三河湖で私の大好きな大きな五平餅を食べて帰るのでした。
帰宅してから8耐シーズンに合わせて9Rのホイールに自作リムステッカーを貼ってレーシーなイメージにしてみました。
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