さて、前回のつづき。

長野県道389号の峠を下って再び国道152号線へ

国道152を上って長いトンネルを越えると国道が終わり市道になる。
今までここで152号が分断していて、迂回路が無く諏訪方面に抜けれないと
思っていたのです。
前回、連れて来てもらい抜けれることに感動した次第。
グーグルマップを超拡大するとトンネルの手前で細っそりとした道が繋がっていて青崩峠を通って遠山郷に抜けれるみたい。
次回は、青崩峠を走ってみようと考えながら登ると

ここから長い長いつづら折りのくねくね下り道になる。

タイヤのグリップとサスの動きが絶妙で下りのUターンのようなカーブも

接地感たっぷりでインベタで抜けてスムーズに加速して次のコーナーへ飛び込める。

この下りが楽しくてしょうがない。

長い長いつづら折りを下りきるころ、ブレーキの異変に気付く。
前回のつづら折り走破によりZX-9Rの持病のFディスクローターの歪が発生してきたのです。

コーナー手前でフロントをフルブレーキするとフロントがABSが効いたみたいに
ガクガクガク
と細かく縦揺れを起こすようになってしまいました。
原因は、ディスクプレートの熱容量不足により歪みが出来るらしくC型の300ミリディスクでよく発生するらしい。
E型は、310ミリなのだけど・・・
6Pキャリパーの固着も原因の一つのような気がするんですよね。
あっ、そういえばブレーキパッドは、片方だけZCCOのセラミックシンタード TYPE-Cに交換したんだ。
片方だけの交換だけどグッとブレーキが効くようになったので制動力がアップしたんだっけ。
これも原因のひとつかも。
何にしても、このままでは、フロントのロック寸前の感覚がつかみづらい。
早急に対策したいところです。

遠山郷の道の駅は、まだ朝が早いのでガラガラです。
トイレを済ませて走り出す。
国道152号上島トンネルを越えたすぐのところを左折する。

左にUターンするように左折。
トンネル内で十分減速しておかないと曲がりきれません。

ここは、前回の走りで連れてきてもらって覚えました。
確か、ここからがまた楽しいくねくねで下栗の里(通称日本のチロル)を上って行くはず。



これ!これです。
この細さ、この絶壁ぷり、この絶景。
前回走って感動しました。
このシチュエーションがつづら折りになって続くんです。
バイク乗りたての頃だったら、のぼりのヘアピンで立ちゴケしただろうなぁ。
日本のチロルのビューポイントに行くには、ここを左にUターンのように上って行かなくてはいけません。

と、いいつつも当方も間違えてまっすぐ行ってしまい途中で気付いて戻ってきました。

そして、ここから1速で駈けあがっていく。


まだ、朝早いので対向車が来ませんが、前回の時は3台ほどすれ違いました。




不意の対向車と接触したら谷に落ちてしまいそう。

低速トルクが細いバイクや重いバイクでは不利な道ですね。
ユメタマは、軽いし二次エアキャンセルで低速トルクも増したので不安なく上って行きます。

例の蕎麦屋さんにつくけど早朝すぎて空いていません。
せっかくなのでビューポイントへ・・・

・・・上って見ようと思いましたが道が混みだすと嫌なのでやめました。

そして、しらびそ高原を目指す。

途中の三叉路で左の方の道を上った記憶が・・・


前回、気になったクレーターとやらを見てみる。



山々のくぼんだ場所が2万年前に落下してきた隕石でできたクレーターだそうです。

しらびそに到着。


ひんやりとした空気が気持ちいい。
Amazonで新調した春秋用ジャケットの下には、長袖シャツと半袖シャツの重ね着でちょうどいい感じ。




右胸と背中のNinjaロゴは、自分で後から縫い付けたものです。

ちょっとKawasakiてんこもりすぎの気がしないでもない。
コレ、綿入りの脱着式インナーとプロテクターもフル装備していて安いわりには使えます。
生地と縫製もわりとしっかりしていると思ったらクシタニのタグが付いてました。
その後は、下って国道152号の二つ目の寸断箇所を細道でバイパスして高遠を目指そうと思ったのですが、途中で道を間違えたらしく

三遠南信自動車道を通って飯田に抜けてしまいました。

飯田から、いつもの国道256号を妻籠に向かって逆コースで帰宅しました。

結局、雨は降らず、1日中うっすらと晴れていて犬山に帰るころにはシャツの重ね着では暑いくらい。
雨が降らないのなら誰かを誘って走れたのにと思うと少し残念。
あのエリアには、まだまだ面白そうな道がありそうなのでまた、行ってみようと思います。

ちょっと、ジャケット派手?
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