2stの暴力的な加速を楽しめる
チビなヤツ
1990年~1998年
エンジン: 水冷2ストローク単気筒 79cc
最高出力: 10ps/8,000rpm
最大トルク: 0.95kg-m/7,000rpm
トランスミッション: 6速
燃料供給: キャブレター
タイヤサイズ:前後: 100/90-12
キャスター角 26° トレール量 70㎜
ホイールベース 1470㎜
乾燥重量: 77kg
燃料タンク容量: 8L
KSR-II(KSR80)は、今では絶滅危惧種の2ストエンジンを積んだオフロードスタイルの原付バイクです。キックペダルを蹴り始動すると「ペンペン」とチャンバー(マフラー)から白煙を吐き出します。スロットルを煽ると「ピエーッ」と草刈り機の音がします。2ストエンジンですので低速トルクが全くなく発進の時は回転数をある程度上げないと簡単にエンストします。キャブを交換したりレース用にモディファイしたので5000回転以下では、まったくトルクがなくスロットルを開けても加速しません5000回転を超えると「キターッ!」てな具合で一気に加速します。加速感については、ZX-9Rよりも過激で、爽快というものではなく「危険!」を感じるほどです。かなりのじゃじゃ馬ですがチビで取り回しが楽なので憎めないかわいいバイクでした。